「ホテルに呼んだのに、来ない…?」
地方出張で実際に起きやすいトラブルのひとつが、外への呼び出しとホテル入館NGを口実にした誘導です。
フロントが厳しい/警備がいる——そんな理由で客を外に出させ、合流後に待機料・キャンセル料・延長などを迫る悪質パターン。この記事では被害の流れと回避策を要点だけ整理します。
目次
- 起きがちな状況(外呼び出し/入館NG)
- 典型シナリオと請求の流れ
- 回避のためのチェックリスト
- まとめと次回予告
1. 起きがちな状況(外呼び出し/入館NG)
「ホテルに来られないと言われ、玄関前まで出たら“待機料”を請求された」
「指定ホテルが入館NGだから外で会おう、と言われて合流。そこから延長やオプションを強要された」
多くは 入館NGを理由に外へ誘い出す→合流後に条件変更という流れ。土地勘がない出張者は断りづらく、金銭トラブルに発展しやすいのが特徴です。
2. 典型シナリオと請求の流れ
・ステップA:外に呼び出し
- 「フロントが厳しい/バレるから」と玄関前・路地・近隣コンビニへ誘導
- 到着まで待たされ、ここで待機料の伏線が張られる
・ステップB:合流後の条件変更
- 「この場所だと危ないので短時間/延長なら安全」などと時間短縮や延長を提案
- 金額の明細を出さず、口頭での約束に持ち込む
・ステップC:支払い圧力
- 別れ際に待機料・キャンセル料を追加で請求
- 値切りや揉め事を避けたい心理に付け込む
3. 回避のためのチェックリスト
- 入館可否の事前確認:予約前にホテル規約・口コミでチェック。入館NGなら利用しない
- 場所変更=原則NG:安全を理由に外合流を提案されたら断る
- 条件は事前に復唱:料金・時間・キャンセル条件を電話口で復唱→メモに残す
- 合流前の支払い拒否:別人来訪や条件変更は入室前にキャンセルを明確に
- 記録を残す:通話・到着時刻・メッセージを控え、請求の根拠を曖昧にさせない
4. まとめと次回予告
- 入館NG→外呼び出し→条件変更→追加請求が王道パターン
- 事前確認と“場所変更に応じない”線引きで多くは回避可能
- 次回EP3では広告費ランクの裏側を解説し、見分け方の基準を深掘りします
※ 本記事は安全啓発・注意喚起を目的とするもので、違法行為の助長を意図しません。行動はご自身の判断と自己責任でお願いします。

